ポジションライト
ポジションライト
ポジションライト
ポジションライト(Position light)、
別名ナビゲーションライト(Navigation light)と
呼んだりもします。
飛行機を良く見てもらえるとわかるのですがこれは旅客機に限らず小型機でも必ず左の翼端(翼の一番端っこ)前方には赤色のライトが、右の翼端前方には緑色のライトが、そして
飛行機のお尻の部分には白色の
ライトがついています。
↑↑右翼のポジションライト(青)
この三つのライトを合わせてポジションライトまたはナビゲーションライトと
呼びます。ヘリコプターですらこのライトはついているのですが、
一体どんな役割があるのでしょうか?
飛行機はいつも太陽の出てる昼間ばかりを飛ぶ乗り物ではありません。
そしてこのライトが特に役立つのは夜になります。
↑↑ちょっとわかりずらいですが
ポジションライトが点灯してます
もうこれで少しわかった方もいると
思いますが、パイロットが他の飛行機についてるこのポジションライトを確認すればその飛行機の飛んでいる方向がわかるのです。
要するに暗闇でも相手の飛行機の
飛んでる方向がわかり衝突回避
できる一つの手助けになるわけです。
具体的には前方に赤色のライトが
見えればそれは右から左に飛んで
いることになり緑色のライトが見えた場合はその逆です。
また白色のライトが見えれば相手が自分から離れて行く方向に飛んでいることになります。
ちなみに、ポジションライトだけを
アップで見たのが右の写真となります。これが翼の両端についている
わけです。
赤は間違いなく赤色なのですが、
どう見ても、緑は緑色ではなく青色に見えますよね?
でも、実際に空港で飛行機を見ると緑色に見えるんですよ。
↑↑Boeing747-400のポジションライト
ポジションライトは夜の衝突回避の方法の一つになりますがもっとしっかりした優れた機能をもつ装置がちゃんと飛行機には装備されています。
それはTCAS(ティーキャス)という装置です。
これはどういうものかというと例えば今Aという飛行機とBという飛行機が
異常に接近していて衝突の可能性があるという状況だったとします。
このようなときにTCASという装置が働き、一方の飛行機のパイロットには
上昇を、もう一方の飛行機のパイロットには降下の指示
を機械的な
音声で指示
します。
このため、お互いの飛行機は逆の動きになるので衝突回避できるという
優れものです。
ただし、過去にこれによる事故が起きています。それはどのようなもの
だったかというと上と同じよう状況でTCASは正しくAの飛行機には上昇、
Bの飛行機には降下を指示しました。
ところがこの二機を管制していた管制官が衝突回避のためAの飛行機に
降下の指示をだしてしまったのです。(もちろん管制官の単純な判断ミスでは
なくその前に様々な要因があったのですが…。ここではその要因については
省略します。)
こうなると当然Aの飛行機のパイロットはTCASを信じていいのか、管制官を信じるべきなのかどちらか迷ってしまい、結局降下した結果衝突に至って
しまったのです。
ただ、今後このようなことがないように管制官とTCASの指示が違う場合は
TCASの指示に従うようパイロットは教育されているようです。
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