仮に人間一人の重さを60kgとするとBoeing 747-400Dという飛行機の場合
標準で569人乗れるので全席満員になったとすれば34140kgもの重さになる
わけです。
更に胴体部分自体の重さ、貨物も搭載されるわけですから胴体部分の重さはかなりのものになります。
一方で、その重さを支えるだけの揚力を発生させなければ飛行機は飛べないわけです。要するに、主に主翼に上向きの大きな力が働き、胴体部分には
下向きの大きな力が働くわけです。
こうなると主翼の付根にかなりの負荷がかかるということは想像できますよね。
仮に燃料を胴体に入れてしまえばいっそう胴体の重さが大きくなり主翼付根の負荷は更に大きくなるわけです。
胴体ばかりを重くすることは構造という点を考えるとよくないということはなんとなくでもイメージできると思います。もし付根にかかる負荷に耐えられなくて
破損でもしてしまったらそれこそ大事故につながってしまいます。
エンジン同様飛行機は翼も命ですから。
そのため主翼の中に燃料をいれることによって翼の付根にかかる負荷が
軽減できるのです。主翼に入れれば大きな揚力がかかっても燃料の重さに
よって主翼に下向きの力が加えられるわけです。
このような構造上の理由から飛行機は翼の中に燃料タンクを積んでいます。
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