航空管制

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航空管制


航空管制って一体何なのでしょう?
まず自動車は交通ルールを守って
運転すれば自分が行きたいと思った所へ好き勝手にいけるし、左へ
曲がろうが右へ曲がろうが
自由です。

しかし飛行機は違います。離陸するとき、飛んでいる方向を変えるとき、飛行高度を変えるときその他…。
基本的には好き勝手に動けず全て管制官からの指示があって初めて
動けます。

↑↑羽田空港管制塔

↑↑成田空港のレーダー

これは何故なのでしょう?道路と
違って空にはセンターラインも
なければ標識も何もありません。

しかも現在世界中にある飛行機を
全て一斉に世界各国の空港に
駐機させようとしてもそのスペースは
ないそうです。

つまりは世界中のどこかで必ず飛んでいる飛行機があるからこそ着陸が
できる飛行機が存在するということになります。


そんな過密な中でパイロットが好きな高度を勝手に飛んだり、飛ぶ方向を
変えたりしてしまったのでは、飛行機同士が空中衝突を起こしてしまう
わけです。

飛行機が衝突したときの恐ろしさは米国同時多発テロからも
わかると思います。

それに飛行機は高速で飛んでいますから飛行機同士ある一定の間隔
(セパレーション)をとって飛ばないと、仮にパイロットが真正面から
他の飛行機がこちらに向かってきてることに気づいても避けることすら
不可能になるわけです。

そのため、動いている飛行機を常に誰かが見張ってなくてはいけませんし、
衝突しそうと思ったら無線を使って指示も出さないといけません。

これが航空管制であり管制官の役割です。もちろん管制官は双眼鏡等使って見張ってるわけではなくレーダーを用いて遠くを飛んでいる飛行機までも
ちゃんと見張っています。

ちなみに、空港に近づいてきた飛行機のスピードですら管制官は指示を
出したりします。パイロットは基本的に管制官の指示に従わなくては
なりません。また逆にパイロットから管制官へ、例えば飛行高度を
○○○フィート(フィートとは高度の単位で1フィート約30cmです)に変えたいと要求することもできます。

このときの言い方としてパイロットは管制官を無線で呼び出して、
「Request FL320(リクエストフライトレベルスリートゥーゼロ)」と
言ったりします。

FL:フライトレベルとは高度のことで、この場合高度32,000フィートを
飛ぶことを要求していることになります。また航空無線では数字を一桁ずつ
読むので320はスリートゥーゼロとなっています。

ここで、気づいた方もいると思いますがパイロットと管制官のやり取りは
基本的には英語です。しかし日常の英会話とは違い、航空管制で使用される英語はある程度決まった言い方なので日常会話をマスターするよりは早く身につけられるそうです。

とは言え、国際線パイロットなどは特に相手先の国ではどんな危険な状態に
なっても当然日本語は使えないわけですから、万が一緊急事態が起こった
ときのために英語はやはり話せなくてはいけないですね。





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